zip形式でメールが届く。パスワードは次受信したメールに書いている。
よく使う方法なんだけど、最初にパスワード付添付ファイルをメールして、次のメールにパスワードって本当に安全なのだろうか?
技術の最先端をリードするMSもやっているのだから安全なのだろう。たぶん。
圧縮ファイルは一般的でパスワード入れれば誰でも解凍できるタイプのやつ。
解凍してみた。
・・・・・・・・ん?ExcelのデータとPDFだった。
「ガイドを見ながらExcelに記入してください」
技術の最先端を駆使したもの凄いプログラムを期待したが・・・Excelだとは。
いや!我々の想像もつかないVBAをプログラムしてるに違いない。
だって技術の最先端をリードするMSだもの。
メール受信後、電話がきたよーな、俺からかけたよーな。この辺曖昧だけど、記入方法を電話で聞いたのは覚えている。
俺「添付受け取りましたが、これどうすればいいんですか?」
MS「はい、説明させて頂きます。まず御社で所有しているMS製品のプロダクトキーと台数を」
「Excelシートに記入してください」
・・・・・・・えっ?
「記入するの?」
「はい、記入してください」
いや・・・ちょっと・・・技術の最先端だし・・・MSでしょ・・・?
俺はごねた。結構ごねた。
「当社100台以上所有しているんですが、全部記入するんですか?」
「所有台数の数は全て記入してください。プロダクトキーは10個記入でいいです」
例えば、WindowsXPを30台所有してるとする。30台所有していて、その内、プロダクトキーは10台分だけExcelシートに記入するというもの。
これを見ている方
なーんだ、プロダクトキー10個だけでいいのか、結構楽勝じゃん。
などと考えてはいけない。
これでいいわけがない。
この記入方法に関しては後ほど説明する。
結局、送られてきたExcelは、なーんのプログラムも無くただの記入シートだった。
VBA実行したら、LAN内にあるPCの状況吸い上げて集計してくれるもんだと思ったよ。
それはそれでマズいのか。
いや!1台1台調べるのはいやだ!!
「なんか他にいい方法ないんですか?」
「Accessがございましたら、LAN内にあるPCの状態調べられるツール提供しますが・・・」
あー・・前あったなぁ。今はBIツール使っているからAccessなんでどこに行ったやら。
結局Excelでやらなきゃいかんのね。
だだをこねる理由は他にもある。
Excelなんだけど、非常にゴチャゴチャしてて、細っかい字でギッシリ書いてある。
これ見ただけで何というか射精した後の脱力感になってしまう。
射精していないのに射精後の脱力感を味わう!これこわい。気持ち良くないのに。
こうやってインポテンツになっていくんだな。
えーっと・・射精の話はいいや。本題に戻ろう。
シートは全部で6つ。
・ライセンス状況分析
・ライセンス状況分析ガイド
・記入例
・調査票
・関連会社契約
・Windows Server
・保有ライセンス
なんでこんなにあるんだよ。
シート全てギチギチに文字が書かれてて、数式らしい数式もない。色は今まで見たことないハイセンス。強迫観たっぷりの配色で塗りたぐられている。
Excelの使い方間違ってね?
計算するものだろーよ。Excelというソフトは。
どんなものか一部ご覧ください。
どーだ。すごいだろ。
こんなシートに記入していくんだぞ。見事なMSのデザインに脱帽。
そこで俺は考えた。
日本企業の8割が使用しているExcelの使い方をMS様が教えてくださった。
これが本来のExcelの使い方なのだと。
会社の資料を提出する時、こんな風に作成して出せばいいんだろう。
殴られると思うけど。
「なんだよ!これ!分からねーよ!バカヤロウ!キチガイか!バカヤロウ!」
自分の会社に当てはめようとすると怖いな。
こんなシートにOS、Office、サーバー、SQL、他MS製品、バージョン毎に膨大な商品を選択しながら、記入していくんですわ。
その後、MS様からこんな助言を頂いた。
「でも1回では終わらないのでご安心を。何回かに渡ってやり取りをして調査して進めますので」
・・・・・なんだと?
一回じゃ終わらねーのか!!!
何回かってなんだ?こんなの何回もやるのかよ!!!!
次は調査実践編。
最近の話で会社のPCが壊れた。起動プログラムがおかしくなったみたい。
KNOPPIXでデータ取りだしたんだけど、Windowsにかけているログインパスワード無視してアクセス出来るのね。
パスワードの意味ないじゃん。
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