2015年6月2日火曜日

ライセンス調査 最終



ライセンス調査 最終

ちょっと色々ありまして、遅くなりました。ごめんね。

MSからのメールには

「ライセンス不足が明確になった場合は、最終版ライセンス状況分析結果のご提供の際に弊社から不足分ライセンスの是正購入方法をご案内いたします。
調査途中でライセンス不足を確認された場合でも、弊社からの是正購入の案内後にご発注手続きを行っていただきますようお願いいたします。」

という文章が必ず載っている。
随所随所にイライラさせる文章が明記されているんだよなー。
バカヤロー!こっちはそれを阻止するためにやってるんだ!
逆に多かったら買ってくれればいいのに。劣化するものでもないんだから。

そういやネットで
「助けて!マイクロソフトからライセンス調査が来た!」
「至急教えてくださいマイクロソフトより・・・ライセンス」

などの質問が多かったけど、時期がみんな同じなんだよね。
俺のところにきたのも、ちょうどその頃。
随時ではなく、決まった期間に一斉に調査するんだろうか?

ネットの質問を見ると2011年 2013年が多かった。
という事は次は2015年に実施?

ネットの質問に対して
「不正がバレたから調査が入った」
と答える人がいるけどそれ間違い。
 無作為にやっているので。

うちの会社は管理ずさんだけどコピーはしていないからチクリによる調査ではない。
辞めた社員が会社にムカついて告発したなら別だけど。
告発するのもいいが、やるのは俺だぞ!!


不正のチクリもあるだろうけど、その場合ってもっと強引に来るんじゃないかな?



引き続き作業を行うが、あまりにも調査が面倒くさくて・・・(特にOffceとサーバー、SQLライセンス)
企業の場合、納めたOffce・サーバーのOSはベンダーを通じてMSに把握されているとか、されていないとか、その上でMSは調査を依頼する・・・とかいろんな情報が飛び交って一人でモヤモヤ。

SQLライセンスとサーバーは俺が着任する前の書類やディスクが何もなかったんだよ。
んでも40台にSQLサーバーがインストールされちゃっている。
サーバーは動いているし使われている。
かろうじて見積書と納品書があったんで、ちゃんと購入したんだろう。

サーバーのプロダクトキーどうすっかな・・・・
サーバー10台でプロダクトキーが2台しか分かりませんなんて言えない。
先にXPのディスク紛失しましたって言っちゃってるし。
紛失しまくり報告はマズいだろ。


ネットで色々検索してみたけど、プロダクトキーを表示させるソフトがあった。

なぬっ!これでいいや!わーい!
サーバーにインストールして使ってみたところ、見事にプロダクトキーが表示された。

なんとも出所不明な怪しい無料ソフトで、サーバーのプロダクトキーを調べる。
MSの調査シートにズンズン書き込んだ。
そりゃあもうズンズンと。ドーパミンが俺を止めてくれない。

しかし・・・これ本当に正しいのか?一瞬よぎった。ちょっとはよぎった。

かなりよぎったけど



実行した。おもいっきり。



この調査、俺しか知らないし。
絶対復讐してやる。という誰に対して復讐すればいいのか分からない感情を抱きながらやり続ける。

AサーバーとBサーバーのプロダクトキーが違って表示されるんだから正しいんだろう。
もうね、この頃になると本業が忙しくなっちゃって整合性、正確性はどーでもよくなっちゃってんだよね。
適当すぎると、つじつま合わねーって返されるし。

 この方法はコピーしていない場合に限り有効な手段。

表示ソフトで調べたプロダクトキーを調査シートに記入。
ライセンス不足も何回もやられるとライセンス不足が当たり前で作成しちゃってる。
仕事とかで当初の作成物に対して様々な意見だのやりなおしが行われ、結局なんだか分からない物が出来上がる感じ。


とりあえずだね。
今のご時世 、データを転記するなんて間違うし、非効率なんだよ。



半年の間、当初作成した調査表に記載されているPCは廃棄したり、新規でPC購入したりしていたので
会社として役に立つものでは無くなった。現在の物でなく過去の資料作りを行っている。

「この間のPC増減については都度報告しなければいけないのか?」
とは質問しなかった。面倒くさい事になりそうだったから。

ウソも言わず本当のことも言わない。
ビジネスの鉄則。

よし送信!


2週間後・・・・






この度はライセンス調査にお取り組みいただきありがとうございました。
最終版のライセンス状況分析を作成しましたのでご確認ください。

これにて、本調査を終了させていただきます。
本調査がお客様のソフトフェア資産管理構築の一助となりましたら幸いです。

今後のお客様の継続的なソフトウェア資産管理の取り組みの参考として、資料「ライセンス管理負担を軽減する方法」を添付しましたので、ご参照ください。

今後ともよろしくお願いいたします。





おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!



おわったー!



あんな調査シート一助にもなんにもなんねー!
その間PCは購入・廃棄をうん十台と行い、調査シートは二度と使われないものとなった。
半年間行った調査は全くの無駄だったという事になりもした。

その後、office365のセールスやらなんやらで、結局MSの買って買って攻撃にあいましたとさ。

 

2015年5月20日水曜日

マイクロソフト SAM プログラム ライセンス調査 その6



調査中1本の電話がかかってくる

「あのー事務所掃除してたらこんなの出てきたんですけど」



見ると大量のOffice2003ディスクが!!


全部プリインストール版のディスクで未開封だった。

おー!紛失ディスクがこんなところに。


・・・・・・・・あれ?でも何でA営業所のディスクがB営業所にあるんだ?


その前に紛失したディスクなのか?

あるのはOfficeだけ。OSのディスクはない。

なんでOfficeだけ?

それに、このOfficeディスクを含めちゃうとPCの台数とOfficeディスクの数が盛大に合わない。



今の現状 XPのPC25台 Officeディスク45



Officeのバージョンも2003だからXPかと思われる。

紛失分かなぁ・・・

その営業所でもPC10台。45枚のOfficeディスクが多い



一時的に保管??

しかし、本社に移動する事はあるが別の営業所に移動させる事はない。

前に廃棄したPC分?でも大量廃棄した記憶がない。

なんでOfficeだけ?


そういえば、ある会社と吸収合併した事があったけどそれかなぁ・・・・。


なんにしろ、このOfficeディスクはXPとの付け合せが出来ない。

OSと一体になっていたら助かったんだけど。

プリインストール版は使い物にならないので、Win7に入替した後処分した。

処分したけど、金だけで考えると90万なんだよな。



調査しているとこういう不思議なものというか、混乱する事が出てくる



結構、詰まってきたので確認する箇所は少なくなってきた。

全ての整合性を確認した後MSに送信!



2週間後


ライセンス不足

ライセンス不足


前回大丈夫だったところもライセンス不足


ライセンス不足増えてるじゃん。

2015年4月12日日曜日

マイクロソフト SAM プログラム ライセンス調査 その5

ライセンス調査の書類が来た時、どんなものかネットで調べてみたんだけど

これを受けた人の体験談は


分かりにくくて長期間拘束され、面倒くさい。

というのが多かった。


まさにその通り!!

マイクロソフトのHPには、ライセンス調査を取り組んだ人の声が記載されている

http://www.microsoft.com/ja-jp/sam/samprogram.aspx



■基本的にはシステム業者任せになっていましたが 色々な管理面の業務についてよい取り組み、勉強が できました。


■社内の状況もよく分かり、ライセンスの知識も得られたことは今後の財産となりました。


■あいまいな部分の是正など、ソフトウェア資産に対する社内の意識の向上のきっかけとしてよい機会であったと思います。


■経営陣からも重要性の理解も仰げ、しっかり向かい合って取り組む事ができました。



うそつけ!
  

なんでウソかって?
だって俺に取材こないもん。 

MSに限らず企業商品の口コミってクソばっかりで、消費者を欺きまくり。
職種がら余計にそう思う。

うちでもよくやるんだよ。
お客さんの体験談を口コミにして広告に出すの。

うそは言ってないけど、悪いものは一切出さない。
いい口コミだけを載せんの。
その半面、シャレにならないクレームがいっぱいあるんだから。

広告コンサルタントの人に聞いたんだけど
「商品に対して一番、真実が書かれているのは2chなんですよね。あのサイトは全くのデタラメと真実が混じってて判別しにくいのが欠点なんですけど」

 ほーなるほど。
たしかに今回のライセンス調査を2chで見たけど結構当たってた。
ネットの受け止め方っていうのも難しいね。

MSの体験談を批判したけど、ウチも大して変わらないや。

 
 次回は本題に戻りまーす。
























 


                                                                                                                                          











2014年10月31日金曜日

マイクロソフト SAM プログラム ライセンス調査 その4

1回目に送った回答が2週間ほどしてメールで届いた。

あー・・・なんか開くのやだなぁ。

開いてみると


ライセンス不足です
ライセンス不足です
ライセンス不足です。


・・・・なに!!??


非情にもライセンス不足ですの嵐。

中身をみると

「インストール済み/使用中ソフトウェア(Excel では調査票シート 4) にインストール数のご記入がありませんでした。しかし保有ライセンス情報(Excel では保有ライセンスシート) にて本製品のライセンス保有についてご記入いただいています。改めて、本製品をご利用されているかどうかをご確認いただき、ご利用されている場合は、本数とエディション・バージョンをインストール済み/使用中ソフトウェア(Excel では調査票シート 4) にご記入ください。」

「"お客様よりご提示いただいた情報に基づき、ライセンス保有数とインストール数を報告書に反映しています。不足分 88本に間違いがないかどうかご確認ください。報告書内のライセンスの保有数、ご利用数が認識と異なる場合には、導入状況調査(Excel の導入状況確認書)の該当の欄にご記入ください」

えっ、何言っているか分からない。

こんなコメントが10件以上ある。

ここで、シート別に記入しなきゃいけない理由が分かった。
わざと、別々に記入させる事で整合性を取らせるのが目的。

保有台数と使用台数をシート別に記入しなければならない。

例えば、Win7やOfficeの保有台数が10台だとして、使用台数が11台だとすると、1台分整合性とれません。

という事になる。
これが、ライセンス不足になる。

くっそ面倒くさくなってきた。

ちょっとカチンときたのが



「WinServer2008のライセンス保有数は200個あります。、実際の使用台数が100台になります。ご確認ください。」



・・・何を確認するんだ?



確かにWinServer2008のライセンスは200個ある。
ベンダーの見積書を確認すると、サーバーを購入する度に50個ライセンス注文していた。
4台サーバーがあって200ライセンスになっている。

ベンダーに確認してみると
「いやー、とりあえず御社の規模だとサーバー購入するごとに50ライセンス必要かなと思いまして」

死ね!ベンダー!

おかげでいらねーライセンスいっぱいあるじゃん・
俺も分からなかったけど、今度からサーバー買う時ライセンス数も確認しないとなー。
ベンダー任せは良くないや。

まぁ、本当に200個の内、100台使用だから問題ないや。
「これの何がいけないんですか?」
と回答した。

ちなみにこれに対してのMSの回答は無かった。

触れないのに質問してくるんじゃないよ。

1回目の質問に対する返答終わってMSに返信した。

1週間後、MSからメールが来る。

ライセンス不足です。
ライセンス不足です。
ライセンス不足です。

なんなんだよ!チクショー!!!


最近、Excel2013を購入したんだけどPCのスペック高いのに開くの重過ぎ。
 インターフェイスも変わりまくりだし。
MS製品が出るたびにインターフェイス変えるのどうにかしてほしいよ。
年配の人パニックなるじゃん。

Macとかは触ったことないけど、iphoneのいいところは基本部分は前のバージョンと同じところなんだよね。
新バージョンになってもあまり違和感ないし。
これがiphone率が高い理由でもあるんだな。

新機能は盛り込んでいいけど基本的な部分は前と一緒にしてほしいよ。

















2014年10月16日木曜日

マイクロソフト SAM プログラム ライセンス調査 その3

書くの忘れたけど、この調査を受けたことがある人が最初に思う事。


なんで、金出して買った物を提供元に言われて自分で調査しなきゃいけねーんだよ!


うちの会社のOS、Officeは、ボリュームライセンスではなくプリインストール版を購入している。
ボリュームライセンスって便利だなぁと思ったけど、バージョンの速さを考えると無駄だと思った。
アップグレード優待はあるらしいんだけど。

CDやDVD入れりゃ幾らでもコピー作れる仕組み作ったくせに。
MSは、自爆してるだろ。

本題に入って

早速PCを調べる事になった。
全てのライセンス状況を調べるため、県内あっちこっち奔走した。
うちの会社は全て県内だったので、まだマシだけど全国的に展開している企業ってどうやって調べて報告してるんだ?

全国区ともなると、うちには必要ない資産管理システム導入してるんだろうけどさ。


とりあえず最近数十台購入したWin7から始めようかな。


・・・・・・・・・・・・・・・・

プロダクトキーがない!!!
あれ?剥がした?でも全台無い。
。分からない。

早速マイクロソフトに連絡。
俺「今調べてるんだけどプロダクトキーがないです」
MS「Windows8のダウングレードで使用されていますか?その場合プロダクトキーはございません。購入した時の保証書10枚添付してください」

え、そうなの?。プロダクトキーつけとこうよ。

win7は購入したばかりなので保証書10枚スキャンした。

 問題はxpなんだよね。
xp時代はIT機器を管理する社員もいなかったし、営業所保管という事になっていた。
期待薄くして調べてみるか。

「今さーマイクロソフトの監査があって、1台1台調べてるのね。そっちにXPの台数けっこうあるでしょ?ディスクとか何処に保管してるか分かる?」

「えーっと調べてみますね」

2日後

「ないっすね」

やっぱり。

XPはプロダクトキーがパソコンに貼りつけてあるので調べればいい。
Officeのディスクが無いのはイタい。

赤裸々にMSに聞いてみる。

「xpにプリインストールされているOffceのディスクを保管していたんですが、誤って処分したらしいんです。どーしたらいいですか?」

と尋ねてみた。

「その件は了解いたしました。」

ん?いいの?

MSが了解しましたって言っているんだから、この件については最後まで触れないでいる事にした。
そして、紛失した事に関しては調査終了後まで一切触れられなかった。

今までMSとのやり取りを書いているんだけど、実際、電話でのやり取りは2回、残り全てはメールです。

 IT業界って多いんだよね。HPだのDELLだの電話とDMとメールでマーケティングや契約取ろうしているんだもの。
直接、人が会いに来た事はない。

 「サーバー購入する予定はありますか?システム購入する予定はありますか?」

サーバー買ってくださいっていうセールスはしょっちゅうくるんだけど、サーバーだけ買ったってしょうがないじゃない。システムがあってこそのサーバーなんだから。

システムを自社開発している企業だったら話は違うけど。

システムを委託するという事はベンダーがハードを調達する。
こっちにセールス来ても意味ないんじゃないか?

しかも、電話とDMとメールで契約取ろうしているんだもの。
誰が、顔も見ない奴と話して契約するかっての。

契約したかったら人が来い!

 MSも同じだよ。

IT商売のみなさん、泥臭い営業も必要ですよ。コールセンターやビッグデータ・CRMを活用して一斉に売り込みかけても金と人件費の無駄。

という事で、MS製品の所有台数、プロダクトキーを記入してMSに送信。

1カ月半かかった。

最初の報告書はこれで終わり。

この後、延々と続くMSのやり取りがあるのであった・・・

次は、報告後のMS回答編、について。